RX-8は，他のレシプロエンジンに比べプラグの消耗が激しいです。
通常レシプロエンジンなら2回転に1回の点火ですが，ロータリーエンジンの場合は，1回転に1回の点火です。
つまり，普通に考えても，プラグの消耗は，レシプロエンジンに比べて，2倍速いということになります。
さらに，ロータリーエンジンの場合は，オイルを一緒に燃焼させているということも有り，カーボンもたまりやすくなります。
ですから，プラグ交換のタイミングは，1万km～2万㎞ということになります。
(理想で言えば，1万キロごとの交換)
ただ，プラグもディーラーにお願いすると工賃だけでも７千円ぐらいかかります。
自分でもできるので，挑戦してください。
ただ，通常の車だと，ボンネットを開けたところにプラグがあるから簡単なのですが，RX-8の場合は，ジャッキアップしてタイヤを外さないと交換できないので，少し面倒なのですが…。
それでも，工賃のことを考えれば，やる価値有りです。
ディーラーで交換したときの明細
プラグの交換方法
必要な工具
長めのプラグレンチがあれば便利です。
(トルクレンチがあればなおいいです)
①ジャッキアップする
助手席側のフロントタイヤを外すので，車の左前側をジャッキアップします。
(ジャッキアップする前に，タイヤが外せるようにゆるめておいてくださいね)
②助手席側のフロントタイヤを外す。
③ゴムのカバーがついているので，ドライバーで外します。
(ドライバーで2カ所です。簡単に外れます)
④コードが4本ついているのが見えます。ここにプラグがささっています。
⑤コードを1本ずつ外してプラグを交換していきます。
プラグには，トレーディングとリーディングの2種類あります。それを間違わないために，1つずつやった方がよいと思います。(エンジンにTとLが刻印されています。）
⑥プラグの取り付け
プラグは，まず手で取り付けます。手で回らなくなったら，プラグレンチで約半回転締め付けます。
トルクレンチがある場合は，プラグの箱にトルクを書いてあるので，その数値で締め付けてください。
⑦元のようにゴムのカバーをつけてタイヤを取り付けてできあがりです。
プラグもディーラーで注文するより，ネットで購入するとかなりやすくなります。
ちなみに，ネットでは，下の価格です。
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ディーラーでは，15,000円ぐらい同じ物で値段がしています。工賃を合わせると1万円以上得することになります。
