パワステ警告灯がついたとき,修理に出す前にまず自分でやってみましょう。
エンジンをいつものようにかけると,あれ?
黄色いランプが消えない。
ステアリングが鬼のように重たくなっていて,停止している状態では,なかなか動かない。車を動かせば少し軽くなり何とかステアリングは回せるが…。
ネットで調べてみると,RX-8では,パワーステアリングの故障はよくあるとのこと。
パワステユニット交換となると10万円ぐらいの修理費が。
交換しないまでもディーラーに修理を依頼すると2万円ぐらいはかかるとのこと。
そこで,自力で直すことを決意。
いかにどうやって修理したかを紹介します。
①ボンネットを開けてエンジンカバーとバッテリーのカバーを外します。
②エアフロセンサーにつながっているカプラーを外します。
③次にエアクリーナーボックスを外すためにつながっているゴムでできた蛇腹部分を外します。
接続部分を締めているバンドのねじを緩めます。(完全にネジを外してしまわずに緩めます。)
④ねじを緩めたら,蛇腹部分を奥へ押してエアクリーナーボックスから外します。
(ゴムが固くなっている場合は,結構大変なので,少しエンジンを暖めて柔らかくしてやると楽です。)
蛇腹が外れると後は,エアクリーナーボックスは,引っ張ると外れます。
外した状態です。
⑤エアクリーナーボックスが外れるとカバーが4カ所のボルトで固定されているので,それを外します。
⑥カバーを持ち上げると手前にカプラーが2つと奥にバッテリーからつながっているアースが見えます。
カプラーをはずして,そこに接点復活剤をスプレーします。
また,アースを止めているボルトをはずして,そこにも接点復活剤をスプレーします。
⑦外したときと逆の要領で元に戻します。
⑧これで,OK。接点復活剤500円程度の出費で直りました。
もし,パワーステアリングのエラーが出たときは,修理に出す前に試してください。
ちなみに作業時間は20分程度でした。
作業の方法が今の説明でわかりにくければ,動画を見てください。